サポーター派遣

  一般社団法人マンション総合サポートセンターでは、マンションの管理運営に関し、当センターのサポーターが理事会などに参加して諸問題の解決の診断および助言等のコンサルティング業務を行い、管理組合の意思決定のための提案および支援を行います。


1段階

 

 調査・診断の結果をもとに、理事会等に参加するような「年間アドバイス契約」を提案いたします。現在のマンションの状況から、将来のマンションを見据えた管理運営や方針を管理組合の皆さまと協議していきます。

年間アドバイス契約の内容

 ・契約期間 : 1年契約

 ・報酬額 月額15,000消費税別

 ・業務内容  

.メールによるご相談の対応

必要な助言をメールにて行うサービスです。

必要書類等をメールでお送りいただければ、確認してコメントいたします。 

ただし、特別な調査等が必要な案件は除きます。

.年2回の理事会に陪席

2回理事会に陪席して、必要な助言をいたします。

第2段階

 第1段階のサービスでは足りない場合、理事会との協議のうえ、正式な顧問契約を締結することができます。

 その際、すぐに解決できるものと中長期的に検討していくものとに分けて検討します。

 

 ただし、第1段階においてクリアできていれば、(2)から検討します。

⒈すぐに検討していくもの

①理事会の意向確認

 

 理事の皆様と協議を行い、今後の貴マンションの管理運営や方針を決定します。

②業務の執行状況確認

 管理委託契約業務および点検業者等の業務内容が、契約どおり実施されているかをチェックします。管理委託業務報告においては、委託業務項目別に記載されているか、点検業務に関しては、責任者が適正に検証しているか、不具合に応じたランク付け(緊急度・重要度などの設定)が行われているかを確認します。

③工事金額のチェック

 修繕工事等が提案された場合、その必要性(緊急度・重要度の設定)、内容(仕様)、金額等をチェックします。必要に応じて他社からも見積を取得し、比較検討の材料を提供します。

④業者作業のチェック

 業者の作業をチェックします(立会いが必要とされる業務のみとします)

⑤その他

 

 その他、理事会・専門委員会等からの要望に基づく緊急課題の助言、提案、支援等を行います。

⒉今後検討してゆくもの

①管理委託費等の見直しを行い、品質を維持したうえで適正な金額となるよう支援します。

②長期修繕計画表を再確認し、既存の修繕積立金を値上げせずに修繕工事が実現できるよう検討します。

 長期修繕計画の5年ごとの見直し(項目、修繕周期、仕様、コストなど)。見直された長期修繕計画の資金計画に基づき計画修繕、改修工事、新設等の諸工事の重要度、優先度を確認して適正な実施を監理する。

③大規模修繕工事に向けた検討の支援をいたします。

 長期修繕計画を基に適正な実施時期、仕様、コストを確認し、その施工者選定方法、工事監理方法等を検討する。

④マンションに適した規約・細則の新設・改定を検討します。国土交通省公表のマンション標準管理規約をベースにオリジナル条項の提案もします。

⑤その他管理組合が抱える懸案事項の解決を図ります。

 

 防災対応等(関係行政等との連携、防災対応の組織体制およびフロー等の策定)